白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊東洋経済 2016年4/9号 経営者 豊田章男 14ページ独占インタビュー/「仮想通貨」覇権争いの裏表/ 知られざる流通王国 攻める生協/エーザイ 内藤王国 他

 

週刊東洋経済 2016年4/9号 [雑誌]

週刊東洋経済 2016年4/9号 [雑誌]

 

┣■年度替わりで【クロネコ】もパンク? 1日遅れて日曜日に届きました。

┣■最近“自己満足”度が高い編集記ですが(笑)、今号の特集『経営者 豊田章男』14頁の独占インタビューには相当自信があるようです。確かに「(笑)」が使われるなど「自然体」というか、インタビューそのまま掲載しており、確かに面白かったです。これならばメディア不振の経営者も納得できますね。企業トップのインタビュー記事はよく掲載されてますが、1~2頁ですとどうしても体裁を取りがちなので、このくらいのロング掲載をした方がいいのかもしれません。そうしたありのままのインタビュー記事の掲載を受け入れられる or 受け入れられないかで企業の見定めもできそうですしね。【エーザイ】では独裁経営ぶりを取り上げてますが、トップの挿げ替えはまさに一大事であり、何十年にも渡って就任しても仕方がないところがあるのも理解できます。頻繁に変えてしまうと【東芝】っちゃうしね。(苦笑)

┣■『仮想通貨 覇権争い』の方はちょっと取っつきにくい解説で今二つ。

┣■『攻める生協』の方はなかなかよく取材されてましたね。これは面白&良かったです。『村上強制調査』はスケープゴートscapegoat ですからね。もう視線は十分にズレたので、どうでも良くなっているんじゃないの?(苦笑)

┣■今号も出だしから濃厚な記事が多かったです。『経済を見る眼』を含めて、かなり核心を突いていたと思います。ウン、全記事良かったんじゃないでしょうか。

┣■海外コラムも3つ全て良かったですね。非常にいい情報が得られました。

┗■新連載『星浩のニュース戦記』は読むと広範囲に深く目配りが効いていそうな雰囲気ですが、ネット上のニュース拾い読みを業界人がしてるって程度の代物かと私は思いましたね。今春からTBS【NEWS23】MCに就任した同氏ですが、番組をご覧になられたようにお隣の日テレ【NEWS ZERO】同様に薄っぺらな指摘だもの。また星浩氏はFM東京【タイムライン】で自社【朝日新聞】が騒動の最中、なーんも言えずに休板しちゃってたからね。よく言えば「無害」な輩なのでしょう。ショーンKに続くスクープを週刊誌側は探しているようですが、恐らくほとんど問題ない方でしょう。だって攻めることしないんだから。ね?(苦笑) 攻めの姿勢の本誌に合わないと思うんだけど・・・ 。【週刊リテラシー】の鈴木奈々みたいな扱いでしょうか ?? 

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