白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊エコノミスト 2016年03月29日号 会社で役立つ経済学/悩む仏教

 

┣■いや先週号に続いてなかなか良かったですね。今回の特集『会社で役立つ経済学』は「ケーススタディ」「Q&A」「企業トップの学生時代話&おすすめ経済本」と耳にしただけではちょっと在り来りにも思えますが、非常に中身が濃かったです。予想が当たらず訝しがられる『経済学』ですが、元々が今流行りの『行動経済学』であり、世の中の大局観を掴むにはこれほど役立つ学問もないことが大変よく理解できました。就活生はもちろんのこと、学生さんの多くに読んで知ってもらいたい話だと思いました。超オススメします! さすれば奇策を施す政府に惑わされることになくなるはず。(苦笑)

┣■「重要経済用語」は見聞してても明確に説明できず。(苦) これだけ経済誌を読んでおりますが、まだまだ私は「門前の小僧」レベルです。(^^ゞ 15キーワードの内、3~5個サラリーマンなら説明できる? ちょっと疑わしいですね。(笑)

┣■『商社の深層』は手堅く稼げる「情報・通信」分野について。商社次第でメディアは課金制が当たり前になるかな?(苦笑)

┣■他にも『インフラファンドが始動』『中小企業の海外撤退の実態』『行動経済学で読み解く自由貿易の世論』『サイエンス最前線:機械学習 新旧AIの違いとは』が秀逸でしたね。濃厚で大変美味しゅう頂きました。(笑)

┣■『グラフは語る』では米国の「石油の地域購入シェア」と「在庫状況」が掲載されており、隣国カナダ産が倍増。より関係が密着していくことが想像できます。手短な領域で間に合えば、そりゃ買い物に出掛けるのと同じでワザワザ遠出などしないわな。(苦笑) 米国から離れた同盟国は相当国際情勢を練り直さないとマズい状況かと思われます。。。 ニュース番組に芸能情報を垂れ流している場合じゃないよ、ホントに。(苦)

┗■みんなが知りたいノーベル経済学賞受賞者で、グーグル検索「第2位」だったポール・クルーグマン氏は時事問題に積極的に発言する人物ですか。*なるへそ* それで今回日本にも言い訳材料に呼ばれたわけだ。しかし全然説得力を感じなかったんだよねー。「じゃあ財源不足はどう補えば良いのか?etc.」突き詰めれば共産系?(苦笑)

  世界経済は弱さ蔓延、収支気にせず財政出動を=クルーグマン教授 | ロイター

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