┣■また1年間、定期購読更新しました! 元取らねば。頑張って学ぶぞ!(笑)
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┣■メインの『分業するアジア』は現状のASEAN各国の輸出生産状況が掲載されているわけですが、それほど目立つ特ダネはなかったかと。【電気・電子産業】の移転を感じたくらいでしょうか? 分業具合よりは、やはり昨今の世界的な景気低迷によるお国事情がさりげなく記載されており、ソッチの方が気になってしまいます。「原油安」で【フィリピン】出稼ぎから戻ってくる者が増加しているって話ですよ。大事な同国の外貨獲得手段なだけに気になるところです。
┣■意外と考えさせられたのが、特別リポート『転換期の韓中経済関係』。依存度と中国国内企業の躍進は想像の範疇でしたけど、その仲介者となった「朝鮮族」の存在と現状に深く考えさせられてました。仲介者を活用すれば、その後どうなるか。彼らが別に特別なわけではなく、どの民族でも同じことが当てはまると思います。利用することばかりを考えるのではなく、“ギブアンドテイク”の精神で接していくことの大切さを痛感しますね。もう既に日本では起こっていた話だとは言えますが・・・
┗■その他『エリアリポート』では今回も様々な視点で紹介されてます。週刊経済誌での景気低迷と合わせ、深く想像を巡らすことができました。学び取ることが多いです!
日本企業は、製造拠点また販売拠点として、長年にわたりASEAN域内に進出しネットワークを構築してきた。2015 年に発足したASEAN 経済共同体(AEC)が目指す経済統合は、特に域内関税削減・撤廃が先行する形で進んでいる。現在では、関税撤廃率は他の経済連携協定(EPA)、自由貿易協定(FTA)と比較しても高い水準に達している。他方、東アジアの国際分業構造をみると、ASEAN各国では中国からの部品、設備などの輸入が増加している。分業構造はASEAN域内だけではなく東アジア全域で深化しているのだ。本特集では、ASEAN主要国の貿易および産業構造の変化を検証し、中国を含めた東アジア全域の国際分業構造を確認、また各国における課題や将来を展望する。
目次
【特集】分業するアジア ASEAN・中国の生産ネットワーク
分業するアジア~その現状と背景~
ASEAN域内の競争力強化へ
TPPのインパクト
<インドネシア>輸出型産業の基盤強化を
<フィリピン>電気・電子産業が成長を後押し
<ベトナム>国境をまたぐ生産網
<タイ>国際競争力強化が課題
<CLM>労働集約型産業を基盤に
<コラム>中国の博覧会で目立つASEANのプレゼンス
<現場報告!>中越国境を走る南北経済回廊
【特別リポート】転換期の韓中経済関係
中国に依存する韓国経済
対中輸出に停滞色
対中ビジネスは新局面に
多様化する中国企業の対韓国進出
韓中FTAへの期待に温度差
朝鮮族は韓中の架け橋になるか
日韓連携で中国ビジネスに挑む
【エリアリポート】<世界>国内観光市場に外資の存在感
<中国>ネットが小売市場を変革
<ラオス>ビール生産に注力
<米国>宇宙にビジネスを探せ
<パナマ>廃棄物処理が商機に
<欧州>地球温暖化抑制の実験場に
<ウズベキスタン>カントリーリスク再点検
<イラク>食文化の違いを見据えて
【連載】
<物価ウオッチング>アジア編 カラチ/ビエンチャン
<話題の間奏曲>同性婚合憲化後の米国 希望と試練の狭間でLGBTは今
<ルールを創る~標準化競争に挑む 4>基準・認証の調和に働きかける ~ASEANにおけるルール形成~
<国柄・土地柄・暮らしぶり>タイ/バンコク ライフスタイルが変わる スマートフォンが広げる市場
<話題の間奏曲>トルコ・中国関係が転機に
<挑戦!国際ビジネス>広島県 ケーエス商会株式会社 牡蠣は“生”が一番! ~ハイクラス市場を狙い撃ち~