白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 1/19 号 サウジ vs イラン 中東冷戦

 

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 1/19 号 [サウジvsイラン  中東冷戦]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 1/19 号 [サウジvsイラン 中東冷戦]

 

┣■竹田圭吾曰く「アメリカの膿を出そうとしているオバマ大統領」とのことですが、『銃規制強化』を訴えて涙ぐむ大統領の写真が大きく掲載されています。世間一般は彼を見てどう考えているのでしょうかね? お笑い芸人がピタッと真似をしなくなったことからも容易に想像できるかとは思いますが。(苦笑) “期待ハズレ”でしたよね、この8年間って・・・ *失望*

┣■『五輪イヤーも続くブラジルの苦難』は記事自体はそう大したことはなかったのですが、五輪も目前に控えながら生活困窮からデモを繰り返す人々の映像を見ていると、ホントどうなってしまうのだろうなって熟々考えさせられますね。恐らく『五輪』ってもはや世界の多くが開催したくないイベントに成り下がっていると思われます。暢気な日本人に乗せられて「エライものを背負い込んだものだ」と後世の人々は語るのではないでしょうか? ジカ熱がブラジルを媒介して世界的に普及しています。これが案外人類滅亡への感染ウイルスだったのかもしれません。後世が続かなくなるという・・・ (怖)

┣■特集『サウジ vs イラン 中東冷戦』は今や世界的な注目事で、散々報道されているわけですが、「友好と対立の歴史」年表も踏まえ、カラー図&写真で学び知りやすく配慮されています。お復習いといった感じで、表紙ほどの強いインパクト・ネタはありません。(苦笑)

┣■今や欠かせなくなった中国報道ですが、北朝鮮絡みも含めて今号も多くの紙面が割かれています。中でも目に付いたのが『出稼ぎが生む「留守児童」。日本でも北国を中心に昔は一般的な光景でしたが、中国は規模が違います。6100万人もの「留守児童」が存在するとか。そしてその環境はかつての日本昭和のような生活水準のようです。辛い、厳しい現実です。それでも親は都会で一生懸命に働いて貯蓄し、いずれ地元で定着していくことでしょう。今の中国は一昔前の日本とよく似ています。日本というモデルケースがある分だけ追いつくのも早いわけです。様々な問題を抱えていくことと思いますが、将来を見据えて日中間が友好であることを祈らずにはおられません。

┣■ウガンダ『反政府ゲリラの子供を生まされて』は現代戦が抱える一つの問題でもあります。大戦時の「従軍慰安婦問題」が未だに取り上げられておりますが、現代に入ると民族という名の下にレイプの横行が見られるようになりました。「戦意を鼓舞する」ためにSEXを利用する。「理性<SEX」と所詮生き物である以上、勝てないものなのでしょうか。(悲)

┣■『リッチな人々の火星移住は近い』はネタ話ではありますけれど、案外【東スポ】のように真実が織り交ぜられていることがあります。「既に移住計画が発動されており、世界で100万人が先発されている」など。私は選ばれなかったようです。(苦笑)

┗■今年2016年、香港でも開催が決まった『フォーミュラE』が世界的に盛況だそうです。バブル期には『F1』人気は相当なものでしたが、冷静に見ると「アクシデントが起こらない限りは簡単に抜けない」という“ハプニング期待”の自虐要素の強いスポーツ観戦だとも言えなくもないのですが(笑)、市街で走りやすいなど人気を博しているようです。日本でも真似しそうですね。すぐ何でも欲しがる民族だから。(苦笑) 

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