白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊エコノミスト 2016年01月19日号 来るぞ!日本株/コンビニ経済圏

 

週刊エコノミスト 2016年01月19日号 [雑誌]

週刊エコノミスト 2016年01月19日号 [雑誌]

 

┣■店頭販売当日12日の夕方過ぎに届く。(苦) 遅いよ。年始始めは「郵便事情を考慮して」と12月は30日前に届いたのに、今回祝日を挟んでこの様だもの。郵便局で休日遊んでいるのは明らかなのだから、定期購読者分だけでももっと速く配送すればいい。でなければ、何度も書くけど他誌と同じくクロネコ便に変えろというの! ホント【毎日】は “エリート意識” だけ一人前で顧客サービス精神が足りないんですよねー。新聞自体危ういと噂が絶えないのに。営業部門の首切って、編集部門・自分でサービスを手掛けた方が良くないか? こっちは期待して3年購読しているんだからさ。頼むよ、ホントに。(怒)

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┣■で、他誌より3日遅れた本誌ですが、表紙のタイトルを見て思わず“拍子抜け”。6日連続の続落となった「日本株が来ますか !? 」(苦笑) 年明け1月2週目は時期的にも経済誌らしく各紙『株関連』特集でしたけれど、3誌の中で一番マヌケに思えました。猿が波乗りしているお粗末なイラストが離れた3番手以下の経済誌であることを物語っている ?? 

┣■そして肝心の特集記事もキレ味に乏しかったです。前倒し・書き溜めたネタなのかと思いきや、年初の下落を承知した記事なども掲載されてるし「タイトルの付け間違え」決断した編集長の責任は大きいかなぁ。「日本株の波に乗る」というよりも「日本株に乗る前に気をつけるべき」注意喚起の方が多いもの。分かりきったものが多いし、今号は全然ダメですね。(悲) ただ2人ほど的確に「オイルマネーの逆流」を指摘しているのは好感が持てました。約245兆円のオイルマネーに、約20数兆円の【GPIF】日本の年金積立金が対処しきれるのか。入水禁止時の荒波に挑むようなものです。ザブーンと貴方の投資した『お金』飲み込まれてしまうかもしれません。(笑)

┣■第二特集『コンビニ経済圏』も分りきった話ばかりで物足りなかったなぁ。ラストの「サービス拡大・社会インフラの一環でも “深刻な人手不足”問題」に尽きるんですよね。何でも「いいですよ」と受け入れてしまった【コンビニ業界】の瓦解がこれから始まる危険性が高いです。急にサービスを停止してしまった時、顧客はどういう行動を取るのか?など気になりますね。ここでも根本的な社会体制の解決・構造改革を後回ししてきたことが伺えます。

┗■今号も『闘論席』が目を惹きました。ここだけでも毎回立ち読みして知っておいて欲しいですね。

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