白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊東洋経済 2016年1/9号 今年こそ!英語 新TOEIC対応/出来すぎスバル 富士重の危機感/NTTドコモ 放送事業で大損 NOTTV撤退

 

週刊東洋経済 2016年1/9号 [雑誌]

週刊東洋経済 2016年1/9号 [雑誌]

 

┣■「言葉が通じない」から良いこともある(民族衝突もない?)という考えから私は他言語習得には否定派なのですが、日本人のコンプレックスである『英語習得』を年頭の特集に持ってきました。“興味激薄”、今号はペラッペラ・やけに薄っぺらに感じられました。(苦笑)

┣■試験内容が大きく変わるようで(これまでのは無意味・使えなかったってこと?)『新TOEIC対応』より実践的な解説がされています。私個人的には受験することはないので無意味な記事ですけどね。どのように試験内容が変わるのか、受験を志す人には分かりやすくていいんじゃないでしょうか。こんなの口答による試験くらいで、筆記部分は実際に現地の資格取得でいいんじゃないかと思いますけどね。違います? 弁護士でも国際弁護士というカテゴリーがあるように。『英検』とか非実践的な資格ものがホント好きだよね、日本人って。(苦笑)

┣■「スバル【富士重工業】は本物か?」 日本企業の最後の砦?の実力のほどを審査します。その結果は・・・ 。「選択と集中が大成功」というオチでしたが資源の乏しい我が日本が生活していく上では、やはりコレしか方法がないのだと思います。そしてそれは隣国のように大企業に集約・託すのではなくて、稲森和夫的な多種多様なアメーバー式・中小企業の乱立でいいのだと私は思う。規制緩和・法の厳守で企業淘汰を促進させることですね。人口減少するならば、アメーバー企業群もサイズを合わせていけばいいのでは? でもやっぱり最後は何でも「品質・安心・信頼」に尽きますね。(笑)

┣■【NTTドコモ】放送事業『NOTTV』撤退。ワンセグ放送よりも高画質で契約数は50万、100万、150万に迫る勢いを記録したが、『iPhone』に携帯電話自体の販売戦略に打ち負かされてアッサリと『iPhone』便乗(笑)。おかげで契約者数の減少は食い止めたが『NOTTV』が使えないので頭打ち状態となってしまう。そしてネット映像配信サービス『ネットフリックス』『アップルTV』に完全にお株を奪われてしまったという。契約者数が仮に1000万人を超えていたとしても、肝心のコンテンツで完敗していたようなので“廃業”は時間の問題だったんでしょうね。それだけ「今の日本の映像はつまらない」ということなのでしょう。(苦笑) 【NTTドコモ900億円の累積赤字だそうです。

┗■経済マクロウォッチ『神奈川で空室率が急上昇。アパートローンは大丈夫か』の見出しが目を惹いた。富裕層の相続税対策として「新築アパートの供給自体は増えている」が「アパートの契約更新率も高まっている」=新築へ引っ越す人が減っている、という状況だそうだ。「引っ越し費用をケチっている」というわけですね。「独居・高齢者」という需要は確実にあるのですが、それは「死なれると資産価値が下がるので嫌」だという思惑がまだ働いているのでしょうね。私なら割り切って『終の住処いらっしゃい!』と銘打ったアパート経営をしますけどね。前の住人がどんな死に方をしていようが入居希望者は後を絶たないと思われますので。(苦笑)

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