週刊金曜日 2015年 12/11 号 「南京」 と 「慰安婦」

週刊金曜日 2015年 12/11 号 [雑誌]

┣■巻頭記事『細菌戦被害者ら入国拒否』は、外務省が日本で集会するために入国しようとした中国人にビザ発給をしなかったというもの。「おもてなし」を強調する国はシッカリと入国審査を選り好みしているという証拠ですね。(苦笑)　恥ずかしい。

┣■特集記事の「慰安婦」に関しては、この年越し前に日韓で緊急協議する事態になってますね。１億or２０億で揉めているとか／いないとか。「断固・国が関与していたことを認めようとしない日本側」と、いや「国として認めることを主張する被害者側」とのせめぎ合いなわけですが、台湾やインドネシアなどに実在する慰安婦扱いされた女性達は泣き寝入り。韓国や中国は断固抗議を止めない。日本側の非は「慰安婦」という施設の取り締まりができていなかったということ。それを我が責任とするのか／しないのか、度量が問われてるわけです。毅然とした態度を国外に示せば、このように未だに解決していない状況にはならなかったはず。灰色・グレーは国際上では終着しないことを自覚すべきだと私は考えます。記事では最後に戦時中のインドネシアでのことについても触れられています。

┣■『ブラック企業大賞2015』は【セブンイレブン】。本誌による追求は厳しかったですが、その後、他誌でも大きく取り扱われるようになりました。「おでん」など確かに無理強いしてますよね。業界トップ企業の瓦解は案外早いのかもしれません。(笑)

┣■『イエメン内戦』での写真が大きく掲載されています。少女の姿が感慨深いです。

┗■佐藤優氏が「沖縄の今後を予測」しています。バカな今の政権の無理強いが沖縄の人々の怒りを買い、お別れを告げられる日はそう遠くないのかも。右傾化・暴君というよりも頭が悪いとしか私には思えません。(苦)