┣■かなり人気でもあり、書評も高かったので手にしてみました。豊富な取材・インタビューが売りらしく、紙面でコメント部分との色分けをしています。まあ読みやすいと言えば読みやすいかな？ ただ見た目以上に結構頁数がありますので、全部目を通そうと思うなら、それなりの覚悟を。(苦笑)
┣■これまでかなりの『地方創生・移住』関連本を読んできましたが、本書が主張するメリット・デメリットに関しては、そう目新しいものは私には感じられませんでした。そしてやはり「成功例」ばかりなんですよね。一番いいのは今ヤバくなっている人の具体例なんですけどね。過去に失敗した経験では無くて、今現在失敗してる人の。(爆) エェ、私はとても残酷な人間です。(苦笑)
┣■第３章では１３人の「脱東京」した人を紹介していますが、福岡県福岡市の移住率が高いなぁ。今そんなにいい地方都市かなぁ？ 中韓の訪日客は物凄い勢いで来ているようだけど『ＰＭ2.5』もよく舞っているようだし、阿蘇山も噴火したし、【九州電力】は住民の安全よりも【原発】を選んだし、地元暴力団の抗争で銃弾が飛び交うし、物騒じゃね？(苦笑)
┗■ラストの章でモチベーションに関することが綴られていますが、ここで一気に「敷居を高くした」感じを受けました。タイトル負けした内容ですね。残念。この程度であれば本書でも名前が挙がる【ソトコト】の特集記事で十分かと。ウン？ 【ソトコト】って【毎日新聞出版】系なのかな ??
