白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 11/24 号 スー・チーは聖人か/フランス・厳戒態勢でも防げなかったパリのテロ

 

┣■「実は間違っていたのではないか?」と急に不安視させられるアウン・サン・スー・チー女史の一連の発言ですが、やはり欧米人も同じように感じているようで、表紙と目次を使ってその「表裏を暴こう」という意思表示をしています。(笑)

┣■その特集記事自体は正直大したことはなかったのですが、この写真が与えたインパクトだけで私には十分でした。彼女は多分「ダメ」だと思う。「聖人は政治家には成れない」のではないでしょうか? 軟禁され続けたという女性特有の怨念めいたものしか彼女からは感じられません。別に強い霊感があるわけじゃないですけれど・・・ 

┣■「アフリカ投資はまだ遅くない!」と紙面で日本の投資チャンスを促していましたが、1ヵ月ほど経った今、7兆円のアフリカ投資を中国が決めました。(苦笑) しかもこれまでの単なる「中国人の資源確保&労働市場」な面だけではなさそうです。悪い記事であれ「注目されている」ってことは強味ですよねぇ。

┗■巻末にビル・ゲイツ氏(60)の予言の検証がされています。それよりも私が驚いたのは、プログラム言語BASICの“開発”で富を築けたと思っていたのに、実は開発したのは同じ街に住むマニアの親父で、それを買い付けただけだったという事実。単なるゲーム好きレベルの男だったって話。典型的なわらしべ長者だったんですね。孫正義と同じタイプの人間で、しかもライバルを潰す行為をしまくっていたという。コイツ悪い奴だなぁと私は思いました。(苦笑) そんな奴の怪しげな建物が長野県軽井沢にあるそうです。大丈夫かな?長寿県。

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