┣■巻末に特別架空対談と称して『元「元革命者連盟」活動家×作者・山本直樹』が掲載されています。社会情勢に危機感を抱き革命運動を起こした者の実話?心情を教えてくれます。「実際に起こすとこんな感じなのか」とよく分かります。(苦笑)
┣■都市部では【中核派】らが機動隊と衝突/交番を爆破するなど実行に移す中、人里離れた奥深い山中では、より綿密な大衆暴動へと発展させた『革命戦争』が練られていた。『総括』という言葉がよく使われるようになる。“頭でっかち” の妄想が過ぎるとどうなるか。これが実話なのだから恐ろしくもあり、とても悲しくなってしまう。
┗■ある事象は1つだけとは限らない。もっと他にも存在しないか確認することが大事だと、私は本書を読んでより考えさせられました。