白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 井上達夫の法哲学入門

 

┣■「ベストセラー」などとかなり強気な広告紙面を載せているので、私も思わず手にしたわけですが、“表紙のまんま”、白い紙面と黒い文字のみで構成された、実に味気ない書籍です。「どこだ、こんな編集をしたのは」と確認してみれば、サービス精神に乏しいと私が強く指摘する【毎日新聞出版】でした。(苦笑) 狙ってのもの? いやいや、そんな配慮があるとは私には思えない。(笑)

┣■マーカーと薄いノートを持参して下さい。転売するのであればノートだけでも結構です。見出し・タイトルをページ毎に書き取って、要点だけ掲げてみましょう。そして全ての作業が終わったら、見比べる・他書で詳しく検討してみましょう。そんな感じの書物です。

┗■わざわざこんな指摘をしたのは、ちょっと内容が小難しいです。ある程度、物事が分かった人でないと「辛い」本だと私は思います。大学生でも真面目に授業を受けていないとついて行けないでしょう。ハイ、落第点!(笑) これから訪れるであろう世の中を真面目に見つめ・考えて生きてみたい人は是非一度読んでみて下さい。「川の流れのように」、ただ流されるだけで良い人はそのままでいてください。 ♪アーあぁー、その方がよっぽど自然に対岸へ辿り着けると思いますので。(苦笑)

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