白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

ジェトロセンサー 2015年 09月号 覚醒!メコン つながる・作る・売る/中国2020年 ビジネス環境はどうなる?

 

ジェトロセンサー 2015年 09月号 [雑誌]

ジェトロセンサー 2015年 09月号 [雑誌]

 

┣■面白いッ!今月号は特にピカイチだった。東南アジアの巨大な半島?今最も注目を集める『メコン川流域』の『経済回廊』を実際に走行した検証リポートが掲載されている。映像では何度か観たことがあるが、各回廊のポイント毎を詳しく解説しているのは初めて目にした。最新情報だしね。これはとても楽しめた。(大喜) まさに【JETRO日本貿易振興機構の強み・意義が発揮されている。

┗■中国リポートは最初『環境ビジネス』かと勘違いしてしまった。あまりにも汚染された国なので。(苦笑) 「経済成長率7%」に懐疑的な目が向けられている中で、ちょっと説得力に欠けたかな。読者としては「中国は大丈夫なのか?」が一番知りたい情報なのだと思う。現地滞在する側としては逆に言えないのかな、この手の批判は。(苦笑)

ジェトロセンサー2015年9月号 | 出版物 - ジェトロ

アジア最後のフロンティアとして注目を集めるメコン地域。域内諸国間の物理的、制度的な「つながり」の強まり
が新たな商機を提供する。域内人口2 億人超の有望な潜在市場と低廉な労働力を持つことも魅力だ。メコン5 カ国に
進出する日本企業の数は年間300 社のペースで拡大している。しかし、それら地域で企業が活動を本格化させるに
つれ、人材や産業インフラ、物流、また企業活動を支える法令面での課題も明らかになってきた。製造拠点として、
また市場としてメコンはどこへ向かうのか。
本特集では覚醒への助走期を迎えたメコンを語る上でのキーワード「つながる」「作る」「売る」に着目し、この地
域の今を総点検し将来の展望を試みる。

 

本特集は、国際ビジネス情報番組『世界は今』でも取り上げており、ポイントを映像でご覧いただけます。

目次

 

【特集】覚醒! メコン つながる・作る・売る
検証 主要経済回廊の走行実験結果
強まるメコンの連結性とその課題 
メコン全域での調達環境整備に向けて
東西経済回廊の現状と課題 
税関データで見る物流の変化
域内生産ネットワーク構築に向けて
コールドチェーンの構築を 
カンボジア経済特区と日本企業 
越境交通協定運用上の課題解決 
陸路越境物流の切り札に ‐ビエンチャンロジスティクスパーク計画-
人材育成で産業高度化に備える
カンボジアで人材育成に取り組む
メコンでサービス産業市場を狙う
変わりゆくヤンゴン 
若いパワーが消費をけん引
国境貿易と国境経済圏

 

【特別リポート】中国2020年 ビジネス環境はどうなる?
なぜ「2020年」なのか 
2020年までの成長は6%程度か 
<製造業>モノづくりの現場は再編過程に 
会社を信じてもらうことが肝要:富士ゼロックス 
<サービス業>市場の開放に期待 
介護需要に日本式サービスを:ウイズネット 
<環境ビジネス>規制強化はチャンス! 
法整備に先行して市場開拓を:上海速宜環境科技

 

【エリアリポート】
<世 界>訪日旅行者が地域活性を呼ぶ 
<台 湾>輸入規制下でも日本産食品が浸透 
<インドネシア>インフラ整備が政権の試金石に 
<米 国>女性の活用に支援制度の充実を
<中 米>電力市場統合が脱火力を促す 
<欧 州>アジアで進む“競争”と“協奏” 
<カザフスタン>経済特区を活用するには 
<中 東>MENAのセキュリティーリスクは?

 

【連 載】
新連載 <ルールを創る~標準化競争に挑む1>ルールは自ら作り出すもの 
<海外トレードフェア紹介>WIN Automation トルコ総合機械見本市 
<話題の間奏曲>全員集合!成都イトーヨーカ堂大運動会 
<物価ウオッチング>中南米編 メキシコ市/リマ
<国柄・土地柄・暮らしぶり>ナイジェリア/ラゴス 青空市場からショッピングモールへ 
<挑戦!国際ビジネス>徳島県 丸久株式会社 “メード・イン・ジャパン”よりも“日本の技術で”作る服

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