白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 8/4 号 健康寿命の先端科学/これ以上ドイツの身勝手を許すな

 

Newsweek (ニューズウィーク日本版)  2015年 8/4 号 [健康寿命の先端科学]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 8/4 号 [健康寿命の先端科学]

 

┣■「投資家を直撃する温暖化リスク」、「ついに動くトルコ」、「風刺画やめます」、「死刑大国イラン」など巻頭Newsだけでも気になる記事が並ぶ。やはり日本国外からの意見も大事だと痛感した。

┣■メイン特集『健康寿命の先端科学』は小難しくならず、ポンポンポンと各項目が掲載されていて案外読みやすかった。専門的になりすぎていない点もよかったと思う。

┗■サブ特集『ドイツ』叩きを誌面でこれだけ見たのは私は初めてだが、同じ生真面目な性分の日本人としてはどうなのだろうと正直思う。地球の東西で起こった第二次世界大戦は「資金や物資の不足」から決起したようなものだが、今ではその立場が逆転してしまっているのだから実に可笑しい。ルールを定めてそれに沿って真面目に働いても文句を言われてしまうのだから困った話である。(苦笑) 国という概念を取り払うことができたら、果たしてその時人々はどこに不満をぶつけるのか? まっアメリカなどを見ても“お金持ちのコロニー”が形成されて国みたいになるはずなので、そこを攻め込むしかないのかな? 結局の所、人は貧しくなると暴力に訴えるのかもしれません。(苦笑)

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