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美しく幸薄き――第2の「乙嫁」、タラスの涙
エイホン家の居候イギリス人、ヘンリー・スミス。
彼は長らく滞在した土地をはなれ、カラザそしてアンカラへと旅に出かけた。
カラザでは珍しい外国人であるスミスは、町の人並みにもまれ、気がつくと、馬も、荷物も、盗まれてしまっていた!
そして、もう1名、愛馬を盗まれたのが第2の「乙嫁」タラスさん!
いま、スミスは運命の女性に出会う……!
中央アジアの生活文化を、丁寧な筆致で描き上げる、人気絶好調シリーズ第3巻!!
┣■話は学者の目的移動と共に移り変わります。第二の『乙嫁』が登場。社会の現実を教えてくれます。
┗■文明が発達し、物が行き渡った社会が幸せなのか。または鉄砲はあるけれど便利な家電製品など存在しない・役に立たないような社会が幸せなのか。ふと真面目に考えてしまいました。美しい、守りたいと思える女性・相手がいる社会であれば、そこが自分にとって“本当の幸せ”なのでしょうね。 思いがけずクサい台詞を吐いてしまった。(^^ゞ